水無月亞久です。
今回は筆者のおすすめ美少女ゲーム、特に神作といえる程にシナリオが良い作品を紹介していきます。
プレイした作品自体がそこまで多くなく、この作品はないのかってなりかねないのはご了承下さい。
↓今までの美少女ゲーム記事も是非
おすすめ神シナリオゲーム
サムネイル(参照:
https://key.visualarts.gr.jp/summer/sp/download.html)
以外で紹介する作品は全て全年齢作品です。
マブラヴオルタネイティヴ(PC:STEAM版)
私がプレイした作品中、というよりあらゆるジャンルの中で最も話の面白さとエグさ(シリアスさや一部の描写)に富んでいると思っています。
筆者自身、未プレイの名作が多いとはいえこれ以上があると完走できる気がしません。
内容を簡潔に説明すると、ギャルゲー(ヒロイン多数)のような世界で過ごしていた主人公がBETAという化け物たちにより消耗し切った世界に飛ばされます。
そこで軍人として戦術機(例:ガンダムやエヴァ)に乗り戦うといったものです。
ただでさえ戦うことですら上手くいかないことが多いうえに、別の問題や試練、惨劇が主人公を襲います。
時にはトラウマになりかなかったり…
これだけ書くとただエグい作品に思えますが、魅力的なキャラクターが多くまるで現実に存在する人物のように感じる場面も多々あります。
そんなキャラクターたちと戦いに困難に臨む様子を見守っていると、ますで自分までその一員になっていると思い込みそうになる程に感情移入できます。
名作といって差し支えないですが、展開や描写で人を選びそうなことや前作であるマブラヴのクリアが前提と他作品よりも入りにくさは否めないです。
(前作の内容についてはマブラヴ公式のプレイ動画を観るというやり方もある)
又、カット多めですがアニメ版(FOD)で1期を観るのもありだと思います。
(2期が今年秋放送)
↓STEAMバンド販売ページ
↓マブラヴ公式チャンネル
↓アニメ公式(7/6から再放送されるようです)
白昼夢の青写真(PC:STEAM版)
↓全年齢版公式サイト
今年に入って全年齢版が解禁された神作です。
(カットされた部分の前後や変更点は確認していません、すみません。)
本記事で紹介するだけあってシナリオに優れた作品というだけでなく、ノベルとしての面白さが他よりも頭1つ抜けています。
シナリオがCASE1〜3とCASE0の4つ存在していて0をメインとしつつ、後にCASE1〜3の要素が集約されていく内容となっています。
(CASE0の主人公が3つの夢を見ることになる意味が分かっていく)
あらすじについては筆者の語彙でまとめ切れないのでリンクより確認してみて下さい。
(↑サボるな)
上記の通り4つのシナリオが展開され一見するとCASE0の内容に気が向いてしまいそうになります。
しかし、CASE1〜3のそれぞれの内容だけでも1つの物語として完成度が高く、まるで4部作をまとめたかのようです。
(実際には切ってもきれません)
STEAM版が出る前から成人版に収まってるには勿体無いなと思うくらい素晴らしいシナリオなので、是非プレイしてほしいです。
(体験版については成人向けサイトからしか飛べないので、未成年の方はYouTubeにてプレイされている方の動画を参考にしてみて下さい)
↓STEAM版販売ページ(英語表記になっていますが、リンク先と本編は日本語です)
STEINS;GATE(PC:STEAM版、Switch、PS4)
大変有名な作品ですね。
アニメで観た方が多いと思いますが実はゲーム版(原作)があります。
内容についてはご存知の方が多いと思うので、簡単にアニメ版との違いを紹介します。
アニメでは基本的に椎名まゆり以外のヒロインたちを犠牲にする形で物語が進行していきます。
一方、ゲーム版ではまゆり以外のヒロインを選択した場合の展開(いわゆる〜ルートと呼ばれるもの)があります。
アニメではカットされている内容であり、どのルートでもまゆりと他のヒロインのどちらを大事にするべきかという葛藤が描かれています。
アニメよりもそれぞれのヒロインたちに愛着が湧く内容となっており、ノベルゲームなので字面がウエイトをある程度占めることで非常に感情移入しやすくなります。
(字の表現は馬鹿にならない程作品の魅力を高めてくれる)
アニメしか観ていなくて好きになったヒロインがいる方は是非プレイしてみると良いでしょう。
筆者はPCしかハードがないのでSTEAM版をプレイしました。
しかし、PCを持ってない方もいると思うのでSwitchやPS4版も選択肢になります。
↓STEAM版
↓Switch、PS4版
(エリートのSTEAM版あるの知らなかった… でも原作の絵の方が好き)
Summer Pockets REFLECTION BLUE(PC、7月発売:Switch、PS4)
↓公式サイト
本記事の中で最もおすすめできる名作だと思います。
キャラクター、シナリオ、曲などあらゆる面で超高水準ですね。
内容としては亡くなった祖母の遺品整理のために鳥白島にやってきた主人公が島のひとたちと一夏を過ごす物語です。
どのキャラクターも魅力的で掛け合いが面白く、かなり高い頻度で笑った覚えがあります。
そんな雰囲気からシリアスな展開や泣けるシーンへと進んでいくので、感情がごちゃごちゃになりました。
最もメインのシナリオなんて良い意味でズルすぎでしたね、あれで泣かない人はそうそういないと思います。
本作はSummer Pocketsに新シナリオや新キャラクターが追加されたいわゆる完全版になります。
基本的にはREFLECTION BLUEを選べば間違いないです。
新ヒロインの神山識が可愛すぎる。
まだ放送確定ではありませんがアニメ化企画が進行しているとのことです。
アニメから入るのも1つの選択肢かもしれませんが、基本的にカットがあるのは間違いなあので、本作を先にプレイするのが良いかと思います。
PS4版が7/21に発売されるので波に乗りましょう。
9-nine-
↓公式サイト
当ブログでも何度か紹介した作品ですね。
先に紹介したSummer Pobketsのようにどの面でも超高レベルです。
本作は簡単にいうと能力系のバトルが繰り広げられる内容となっています。
シナリオゲーに類する作品なのでシリアス展開がつきもの。
しかし、ギャグ展開や逆に熱いバトルパートもありシナリオもプレイヤーの心情としても緩急がつけられて楽しくプレイできます。
又、能力系なだけあってその活かし方であったりキャラクターの役割、タイトルの9の意味などあらゆる要素がフル活用されていて非常に先が気になって止まらないストーリーです。
美少女ゲームとしての魅力も多々あり、どのヒロインも話が進むにつれて可愛げが出てきて全員好きになってしまいます。
これまで紹介した作品たちも非常に魅力的なキャラクターが揃っていますが、本作がヒロインの部分ではかなり強みではないかなと思います。
基本的に美少女ゲームは色々な属性のヒロインがいるので全員好きになるかはなんとも言えないものの、9-nine-はその部分において良いところに落とし込んだなと感じました。
現在ではPCでしかプレイできませんが6/23にSwitchとPS4版が発売されるのでPCは持ってないけど、ゲーム機ならあるよという方は是非プレイしてみて下さい。
もっと色々やりたい
今回は筆者おすすめの神シナリオ美少女ゲームを紹介しました。
ここまで書いていて思ったこととしては知ってる人は知っている作品しか挙げられてないなと。
これについては筆者のやり込み不足ですね。
客観的に見てこれは間違いなく挙げるであろう作品や紹介したいけれど、全年齢版がないからピックアップできないなど中々に難しさを感じました。
このように美少女ゲーム(ノベルゲームともいえる)は一般的に知られていないだけで、やらなきゃ損レベルに素晴らしい作品がたくさんあると私は思います。
一般的なゲームに比べて動きが少なく、古さを感じる部分もあるものの、価値観を豊かにしてくれる作品や見える世界が変わるものもあります。
これからも色々な美少女ゲームに触れていきたいですね。
名作はいつ見ても遅くはありません。
是非美少女ゲームをプレイしてみましょう。